私が結婚を決めた理由
少し歩くと和食屋さんがあり「ここでいい?」智君の言葉に頷いた。店に入って向かい合わせに座ると何か照れくさいよね…「改めて…小島智宏です。○◇△会社に務めていて34歳。車は持ってないです。実家は兵庫県で今は兄貴と二人で暮らしていて…」緊張してるのかペラペラとしゃべりまくる智君「あの…緊張しないでって難しいけど少しずつ知っていけたらって思うんだ」何気にペラペラ喋る男が嫌いな私は少しウンザリしていた「あっそうだよね。綾音さんの事も教えて」「小森綾音です。☆△□会社に務めていて…」私が話してるのを割り込むように「☆△□会社!?知ってるよ~友達が受けて落ちてさ…」笑いながら話す智君にため息…突然智君は黙り込んだ「俺喘息もちだし潔癖症だし付き合いたくないならこの場で断って欲しい」
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