私が結婚を決めた理由
人通りの少ないラブホ通りで叫んだ。ケータイを取り出して親友の由加里を喫茶店に呼び出した。由加里は本日仕事だったのか黒のスーツ姿で現れた。「急に呼び出してゴメンね」両手合わせて謝る私に由加里はため息をもらした「休憩時間を抜け出してきてるから余り時間ないけど…」由加里は店員さんを呼び止めて飲み物を頼んだ。私は昨日からの彼とのやりとりを少しずつ話した「何度も愛してるって言ってくれて…これからの事だって沢山話して…」由加里は黙って聞いてたけど私の話に割り込むように話した「ようは結局騙されたんじゃん相手はエッチさせてくれるならいくらでも甘い言葉を言うよ」由加里は腕時計をチラチラ気にしていた。「出会い系サイトで彼氏を探すっていうのはどうかと思うよ。最近出会い系サイトがらみの事件だって多いし」由加里は心配そうな顔で私を見つめた。由加里は出会い系サイトに対して余り良い印象を持ってないから私が毎度エッチしてポイ捨てされる事に心配してくれてるみたい「大丈夫…心配してくれて有難う!聞いてもらったら少し楽になったかも」私が笑顔見せると由加里はまた腕時計を気にしていた「そろそろ戻らないと」
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