僕は忘れるんでしょうか

(あのクルーっていう人も確か、白鳳隊の人でしたよね…?)




ディムがサクラマルに尋ねる



(その通〜り、あの人も白鳳隊の幹部の1人だぞ)





「次はわたしね♀♀え〜と…わたしは〜〜キャッ!ランクス様の前で恥ずかしいっ♀♀♀6番目の女(?)“マキア”ですっ♀」




もはや誰もツッコミをいれなかった





(……あ、あの人も白鳳隊の人ですよね?)


ディムが変な汗をかきながらサクラマルに訊く



(ま、まあな…けどあの人はああ見えて白鳳隊の兵隊長だぞ)


(変態超?)



(違う!!間違ってはいないが違うぞ!)





「え〜と、この後やりずれーな…5番目の男“レッド”遅れたがここにいます」


(レッドさんは説明不要ですよ!ボクたちと同じ白忍部隊の所属で兵隊長をやってる人ですよね!?)



(知ってるなら先輩のオレに気安く話しかけるな!!)



「それでは次はワシだな!!4番目の男“ウジ”!!出席しております!!!」





(声デカイなぁ〜…ところでウジさんってどこの所属なんですか?白鳳隊でも白忍でもないですよね?)



(あのくそジジイのことも説明しなきゃいけねーのか…あいつは雷帝様の側近で普段は戦場には出てこない、昔は白忍に所属してたけどな)




「次は私か…3番目の男“アスラ”ここに在席したことの証をたてる」



(この仰々しいイケメンはダレですか?)



(オマエ!!このお方も知らねーのかよ!?このお方はアスラ=ランドスターと言って英雄ランドスター家のグラコス様のご子息で後継者No.1候補の人だぞ!!…しかもこのお方は白鳳隊の総隊長だぞ!!)


(へぇ〜!そりゃスゴいですね!ふーん…)




「それでは最後はオレだな…2番目の男“ランクス”遅参したが出席する」



(最後?まだ1番目の男が残ってるじゃないですか?)



(オレも知らねーんだよ誰が1番目の男なのか、そもそも本当に存在しているのかすら分からねぇ…)




「現状、1人足りないがほぼ全員【十勇士】が揃ったので議題に入る」
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