僕は忘れるんでしょうか
「お前クビね」

























「……………は?」





「どわっっからぁ!ランクスの弟子はクビ!」









「どわぁから!!!どうゆう意味っすかそれ!?」



「ん〜とね…なんかランクス飽きちゃったみたいだぞ♪」




無垢な瞳ですごいことをさっぱりと宣言する





「飽きるほど長い関係じゃないでしょ!?てゆうかこれからどうすればいいんですか!?」





「安心しろって♪オレが新しい働き口を探しといてやったから♪……と、発表の前にとりあえずこれ舐めてみ?」





そういってレッドはポケットから、たこ糸が付いた透明の飴玉を取り出し手渡す





「なんすか…これ…?…いっただっきま〜す…」




「はい!ストップ〜!」



3回ほど舐めただけで直ぐに止められおもいっきりヒモを引っ張られるシオン




「いった〜〜!なにするんすか!!……ってあれ?色が…」








透明だったはずの飴玉がエメラルドのように輝いている
それを見たレッドは黙り何かを考える













――……緑?……いや…これはもしかすると…



「決〜〜めた♪シオン!お前の就職先は“白忍”に決定な♪」
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