僕は忘れるんでしょうか
≡≡≡≡≡≡≡
「…氷だ」
フード男が相変わらず、クールな口調で話す
フード男が続けて話す
「おい、イベリコ!そこの少年に感謝するんだな…」
「てめえ、どういうことだ!?」
「もし、さっき撃っていたらお前を抹消していたが、どういう訳かそこの少年が危険を察知してお前を止めたおかげで俺はお前を殺す必要がなくなった、ってことだ」
「ヘッヘッ、そうかい!それなら殺ってみな!!
だが、オレはオマエを殺しても報復されないが、オマエはそうはいかないぞ!!ヘッヘッ」
「それは違うな」
こちらを振り向き、フードを戻しながら言う