ほのおの中の王子さま
けれど
妖精はやめようとせず、ひたすらに魔法をかけようとします。

「やめなさいと言っているのです!妖精…!!」

王子さまは、妖精のほっぺたを強く叩きました。

「……!」

ショックを受けた妖精は、その場で泣きました。

「私と恋人になるか、自分が死ぬか…!どちらがいいの!?」

妖精は、泣きながら叫びました。
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