意識狩り〜Consciousness Hunter〜


白髪頭は身を乗り出して、始終興味深そうに話を聞いていたが、相手の話に一区切りがつくと、初めて質問をした。

「なるほど。で、君はその少年がまだ”意識狩り”だと思うか?」

30男はニヤリと笑うと静かに切り出した。

「あの少年では”意識狩り”はおそらく不満足だろう。多分、戦闘力の高い男ばかり狙い、乗り換え続けるはずだ。そこで…」
< 65 / 116 >

この作品をシェア

pagetop