BLUE〜よりくんと優子の物語〜


タバコを吸い終わったよりくんは、

あたしの肩に手を回した。



「優子。」



唇が触れそうなくらい顔と顔を近づけて、

キスをするのかと思ったら

おでこをゴッツンした。



「ぷぷ。何やってんの。」



「優子、実家に帰れ。」



「・・・・・・・。

なんで?」



よりくんは下を向いて

あたしから離れた。



「一緒におりすぎたんかもしれん。」




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