BLUE〜よりくんと優子の物語〜


メールを見た二人は、

仕事が終わるとすぐに

駆けつけてくれた。



「優子、よりくん何時に出たん?

遅いね。」



「うん・・・。」



「大丈夫や。

寄り道でもしてるんやろ。」




遅れてマサヤンが

差し入れを持ってきてくれた。



「優ちゃん、

何も食べてへんのとちゃう?

体に悪いで。」



「ありがとう。」



みんな不安げにうつむいた。



< 360 / 393 >

この作品をシェア

pagetop