BLUE〜よりくんと優子の物語〜


よりくんがあたしの服を脱がしてくれたので

今度はあたしがよりくんの服を脱がしてあげた。





「え・・・?


よりくん。

なに・・・これ。」




「あぁ、気にせんで。」




顔色を変えたあたしに、

よりくんはケロリと言った。



この時

あたしの目に飛び込んできたものは、


よりくんの背中にビッシリと刻まれた、


刺青だった。





< 55 / 393 >

この作品をシェア

pagetop