星の背中



「あたし天文学部に入りますっ!!」



この部活だったら弟達の面倒も見れるし、バイトも出来るし、一石二鳥!!



「それじゃあこの紙に名前を書いて...でもこの部活、部員が全然いないから、井上さんが天文学部を気に入っても、廃部になってしまうかもしれないんだ...」


「えっ!?」



先生今何と...!?

廃部になっちゃうかもって...



「天文学部って今部員何人ぐらいいるんですか?」


「...井上さん入れないで、一人とか?」



ひ.......



「一人ーーーーーーー!!!!!」



終わった...一人だなんて、今後何人ぐらい集めないといけないんだろう...?

この勢いだと絶対廃部だっ!!

せっかくいい部活見つけたのに...


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