君は空を愛してる。
ふと、眠っていたはずの祥太が言った。

「まどか…」

「ん?」

「俺さ、一個だけ夢があるんだ。」

「何?」

「…まどかと結婚したい。」

「祥太…。」

「出来ることなら、早く病院出て…
2人で暮らしたい。」

「あたしも、祥太となら
結婚してもいいよ。」

「サンキュ。」

「まずは体調戻して、病院出ようね。」

「…解った。」

祥太は再び目を閉じた。
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