君は空を愛してる。
さやかはまどかを快く迎えてくれた。

そして、祥太が
昨日言っていた言葉を伝えた。

「…そう、祥太がそんな事を。」

「あたし、祥太の夢を叶えてあげたくて。
結婚式は出来なくても、
籍くらいは入れられるかなって。
どう思います?」

「…私は、2人が幸せに
なれるなら応援するわ。
ただ、これは2人だけの
問題じゃないから、
まずはご両親にお話
してきた方がいいと思うの。」

「はい。」

「今は祥太入院してて無理だけど、
後で挨拶に行く時は
2人で行けば良いからね。」

「解りました。」

まどかは、意外とすんなり行った事に
ホッとしていた。
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