君は空を愛してる。
「祥太の体調が良いうちに、
思い出を作ってあげたくて。」

「まぁねぇ、
そのアイデアはいいと思うけど、
やっぱり内緒は良くないわね。」

「やっぱり…ダメですか?」

「するのは構わない。
今は幸い落ち着いているし、
体調の良いうちに、
っていうのは賛成出来る。
だけど、ちゃんと相談しなさい。
これは2人の問題なんだから。」

「解りました。」

まどかは渚に一礼して、外に出た。
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