君は空を愛してる。
「働きたい気持ちは解るけど、
自分の体は大事にして。
ここでまた入院とかなったら
もっと働けなくなるんだから。」

「解りました…。」

「よし。
ご褒美に私が車で送ってあげるよ。
丁度取引先に行かなきゃ
ならないからさ。」

「ありがとうございます。」

祥太は帰り支度をすると、
敦美と会社を出た。
< 158 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop