君は空を愛してる。
そんなある日。

祥太が会社で倒れた。

大きな発作を起こし、
救急車で運ばれてしまったのだ。

まどかは慌てて病院にかけつけた。

何とか一命は取り止めたものの、
1週間眠ったまま目を覚まさなかった。

まどかは不安で毎日泣いていた。

祥太を亡くす怖さ。

未来への不安。

そういうものがこみ上げて、
涙に変わった。
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