君は空を愛してる。
今度の事で、会社の人に
病気を知られた祥太は、
会社を辞めた。

敦美はいつでも戻ってこい
と言っていたが、
やはり迷惑はかけられない。
それに、少しでも
社会経験が出来ただけで
祥太は満足だった。

もちろん、雇ってくれた
敦美には感謝している。

(これで、よかったんだ。)

そう思っていた。
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