君は空を愛してる。
「それにしてもおっさんって…
彼まだ二十代だよ。」

「そうなのか?」

「クスクス…
ショックだったろうなぁ…。」

「まどか、笑いすぎ。」

「だって、想像したら
おかしくって。」

つられて、祥太も笑う。

そしてまどかは祥太にお礼を言った。

「…ありがと。」

「おう。また来たら言えよ。
駆けつけてやるから。」

「うん。
でも無茶はしないでね。」

「解ってるよ。」

そう言うと祥太は起き上がって
まどかにキスをした。

優しいキス。

まどかは幸せな気持ちで
いっぱいだった。
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