真実の奥に。
怪訝な顔で、八木を一瞥すると、


彼は一段と大きい笑い声を立てた




「うるさいわよ、モテ男」

嫌味100パーセントで言わせてもらった



「心図はすぐ何でも信じ過ぎなんだよ。」

「は?」

あたしの顔は更に怪訝な顔になる


「今のは、真っ赤な嘘。

俺、誰とも付き合ったことねぇし」



< 73 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop