真実の奥に。


まだ笑い声が絶えない中、1人で黒板を消していると

「私も手伝うわ」

と、発音が外人寄りの松尾先生が、黒板消しを手にして一緒にしてくれた




といっても、松尾先生は同情してます感を醸し出していて

それを痛いほど受け止めながらも


「ありがとうございます」
と、きちんと松尾先生にお礼を言ってから

あたしはそそくさと席に戻った
















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