S系猫彼VS幼なじみ達
何も言えない俺の変わりに母さんが口を開いた
話を聞いた後、由李亜は沢山泣いた…
けど、泣いた後しばらくしてから切なそうに笑ったんだ…
「でも、“しょくぶつじょうたい”ならまだお父さんにもお母さんにも会えるよね??…また笑って頭撫でてくれるよね…?」
そう言って由李亜はまだ小さかったのに涙をこらえながら…笑った…
俺は…決めたんだ…
この切ない笑顔を…涙をこらえてる笑顔を…
俺が…本当の笑顔にしてやるんだ。
絶対守る。
由李亜は何があっても守る…
そして…俺の側でずっと本当の笑顔でいられるようにするんだ…。