S系猫彼VS幼なじみ達
-Side.フリー‐
「ない…」
学食を買い終えた呵位は辺りを見回していた。
「ん?何が??」
「座る場所が。」
呵位が愛斗の問いに淡々と答えた。
「あ~…本当だねー…」
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「あっ!!困ってる!!…かも?」
「誰が?」
「呵位くん達っ!!」
由李亜の発言に走真は顔を一瞬しかめた。
「ふふっ、良く見てるのね」
「え!?そんなことないよ!?」
由李亜は栞の言葉に動揺して少し慌てている
「そうかしら?」
「せ、席空いてるから私呼んで来る!!」
由李亜は顔を赤くして呵位と愛斗の元へかけて行った。
「…走真、顔。」
「っ!!」
「無表情だけど…静かに怒っている時の顔になってたわよ?」
「…気をつけるよ、」