S系猫彼VS幼なじみ達


-Side.走真-


腕を引っ張り強制的に連れて来られたのは割と新しいデザートの食べ放題の店だった。


多分…栞は最近の俺を見ていて連れて来たんだと思う…
心の中でサンキュと呟いた


「ふふっ」

「…なんだよ、」

「別に?」

栞は俺を見て微笑んだ。
コイツはエスパーかよ…


「わぁー!!ケーキにプリンにドーナツ!!いっぱいあるねっ」


「お、おう」

突然振り向いて笑いかける由李亜に思わず鼓動が跳ね上がる


…ふ、不意打ちはずるいって…


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