S系猫彼VS幼なじみ達


……………走ちゃん……



「待て、」


「はぁー…」


私は周りのことが見えなくなっていた。
寮の入り口へと入った瞬間誰かに腕を引かれた。


「無視するな…」


「え!?か、呵位くん!?」


気がつくとそこには私の腕を掴んだままの呵位くんが立っていた。



「ご、ごめんね!!走ちゃん…あ、えと…考え事してたら周り見えなくなってたみたい…」




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