S系猫彼VS幼なじみ達
3人が教室に着くと
すでに人が集まっていて
ザワついていた。
由李亜は周りを見渡して
顔を引きつった。

「やっぱり男の子だらけ…」


「由李亜の席はここみたいね」

栞は黒板に貼ってある
席順を見ながら言った。

「あっ!うん!そうだね♪」

「俺はここだな」

「私は走真の前ね。」

自分の席を確認した
栞と走真は由李亜の元へ行った

「このあとは入学式ね…」

「めんどくせぇよな…」

「走ちゃんは目立つの
あんまり好きじゃないもんね」

3人が話していると
ドアの音と共に教室が
一気に静かになった。


由李亜はドアの方に
目を移した

「あっ!!」

「さっきの…」

「あいつら…」

由李亜と同時に栞と走真も
声を出した
2人もドアに
目を移していたらしい
そこには電車の中で
栞と由李亜に声をかけた
2人が立っていた。






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