3人のイケメン+αと天然美女
☆新しいクラスメイト☆
―…次の日。
小学校から変わらない登校。
最近変わったことといえば、駿斗と手を繋いで行くようになったことくらい。
最初は周りの視線が痛かったけど…
もう慣れたッ☆
駿斗の彼女として、自信を持てるようになったから♪
みんなと話しながら歩くと、いつのまにか学校に到着!!
教室に行き、退屈なHR。
――のはずだったのに…
「転校生を紹介するぞー」
この担任の一言により、教室がざわめく。
そういえば、誠哉が言ってたな…
そして入ってきたのは―…
美人!!
この一言が、これでもか!ってくらい似合う女の子。
「初めまして。
三条李里といいます。
よろしくお願いします。」
声も綺麗な三条さん。
神様は不公平だ…
三条さんが席につき、授業が始まると、三条さんは、ものすごく頭が良かった。
そして、二時間目の授業の体育でも。
足が速く、動きが素早い。
そんな子を男子が放っておくわけもなく…
――休み時間。
「三条さぁーん!!」
「三条李里さぁーん!!」
「李里ちゃぁーん!!」
学年中の男子が教室の前に群がっている。
…すごい熱気…
「三条さん大変だね…」
隣にいた駿斗に言うと、
「だな。頑張れしか言えないな。
しばらくすれば慣れる。」
慣れるもんなの??
まぁいっか…