3人のイケメン+αと天然美女

しばらく歩くと、校舎裏についた。

「ねぇ。あんたらさぁ、うちらの駿斗たちに近づかないでくんない??」

は…??

「駿斗と洸暉と空良。そして、慎哉と誠哉はあたしたちのなの。

それなのに、あんたらがベタベタ付きまとってるから駿斗と会えないの!!

駿斗たちの前から消えてよッ!!」

「あの…あなたたちは誰なんですか?」

「はぁ??あたしらは、駿斗たちのセフレ。

付き合おうって言われたんだから!!

なのにあんたがいるから付き合えないの!!」


「………」

「駿斗は、優しいからあんたと一緒にいるだけ!!勝手に好かれてるとか思わないでよ!!」

「………」

「誠哉と空良もそう!!
ここにいる子と付き合う約束してるんだから!!

全部あんたらが邪魔してんだよ!!」

「『………』」

「あたしらが言いたいのはこれだけだから。わかったら、さっさと離れな。」

「『………』」

あたしたちは放心状態で教室に帰った。

教室に帰って駿斗たちに話しかけられても、返事ができなかった。


駿斗のことを信じてたけど、
あたしは遊びなのかな…

っていう考えが頭の中にあったんだ。
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