3人のイケメン+αと天然美女
帰り道。
帰りのHRが終わると同時に、3人でダッシュして帰ってきた。
そして、今はあたしの部屋。
思ってたことは3人同じだったみたいで、これからどうしようか、って話になった。
「あの子が言ってたことが本当なら…
別れたほうがいいよね…?
相手のことが好きなら、相手の幸せを考えなきゃだしね。」
「『………』」
「あたし…駿斗と別れる。」
「あたしも…」
「あたしも。遊びなら、つらいだけだし。」
今まで一緒にいた幼馴染みに裏切られるのって…つらいな……
明日からどうしよ…
今日はとりあえず、駿斗と別れないと…
「あたし、今日駿斗に話すね。」
「あたしもそのつもり。」
「あたしも。頑張ろうね。」
「あたしたちは、ずっと友達だからね!!」
「『もちろんッ!!』」
みんな、話をするために帰って行った。
駿斗にどう話すか考えていると―…
ピーンポーン…♪
誰か来た。
「はーいッ!!」
ガチャッ―…
ドアを開くと、立っていたのは…
「なんで先に帰った。」
すごく不機嫌な駿斗だった。