3人のイケメン+αと天然美女

「空良、洸暉。犯人わかったぞ。」

2人は目を見開いて、

「誰だよッ?!」

「隣のクラスの江森珠理って女。実衣が俺たちといるのがムカついたらしい。」

「は?何そいつ。心の底から腐ってんな。っつーか、何でわかったんだよ?」

空良は、爽やかキャラの欠片もなくなってた。


―そんなに好きなんだな。


「あぁ、木内が江森とかが話してるのを聞いたらしい。」

「で、どうすんの??」

洸暉が聞いてきた。

「とりあえず…呼び出して厳重注意??」

女だから変に手ぇ出せねぇし…。

「それじゃ納得できない。」

いつのまにか木内がいて、不満を見せた。

実衣にケガさせたのが相当ムカついたんだな。

「まぁとりあえず厳重注意して、また何かしたらまた考えればイイっしょ。」

空良は自分に言い聞かせるように言った。
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