3人のイケメン+αと天然美女

部屋のドアは閉まっていて、いつもは普通に開けて入るけど、そのドアは開けるなと言っているようだった。

恐る恐るドアノブを回す。

いつもと同じ部屋のはずなのに、薄暗く、人を拒んでいるようだ。

部屋の奥のベッドに実衣はどこか一点を見つめて座っている。

電池が切れた人形のように。

俺は正直どうすればいいのかわからなかった。

いつもは明るい実衣が、ここまで変わってしまうなんて。

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