3人のイケメン+αと天然美女

俺は実衣と話そうとして、部屋に足を踏み入れた。そして、実衣の肩に手を置いた。

実衣はビクッと反応して、俺の手を振り払った。そして―

「触んないでッ!!!!」

「触んないでよ…触んないで…イヤーーーッッ!!!!!!!」

実衣は耳を塞ぎ、狂ったように叫びだした。

俺と空良と洸暉は、想像以上に変わってしまった実衣を、見てることしかできなかった。


ふと、俺の頭に疑問が浮かんだ。

実衣を襲ったのは誰だ??

江森は実衣に謝りに行ったみたいだし、木内と一緒に実衣を探したくらいだから違うと思う。

だとしたら…誰だ??

俺たちは、どうせればいいかわからないまま、実衣の家を後にした。



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