3人のイケメン+αと天然美女
☆実衣の混乱☆
―実衣Side―
あたしは家に帰って、部屋のベッドに座り、これからどうするか考えた。
でも、まったくわからない。
告白はされたことあるけど、相手を傷つけないように断ってきた。
でも、今回は別。
駿斗と洸暉は、あたしの大切な幼馴染み。
断ったとしたら、今までの関係ではいられなくなるような気がする。
それは嫌。
今まで一緒にいたから。
でも、そんなに都合のいいようにいかない。
あたしが断れば、今までのことなんて関係なく、仲良くすることなんてできない。
あたしは、3時間近く考えていた。
そして、ある考えが浮かんだ。