3人のイケメン+αと天然美女
「誰か立候補したいやついるか??」
委員会は、何人かやりたい人がいて決まったけど、体育祭の実行委員は立候補者は出てこない。
―ってことは…??
駿斗のほうを見ると、目があって、小さく頷かれた。
これを合図だと察したあたしは、手を挙げた。
それと同時に駿斗の手も挙がり、
「おっ、雲藤と多比羅がやってくれるのか。みんな、いいか??」
みんな自分がやりたくないから、反対する人なんているはずもなく、簡単にあたしと駿斗の実行委員をやることが決まった。