*はつこい*
俺がプルプルと怒りを抑えていると
「ヤグさん、私出すよ?」
ヤグがナンパした女が
間に入ってきた。
ストレートの髪で、
大人っぽい感じの女だ。
「えっ!///ダメだって!!俺が出すから!!」
なんか、ヤグの奴...
顔が赤いような。
しかも、ヤグがいつもナンパする女って....ギャル系じゃなかったか?
随分と違うぜ?
態度も違うぜ?
今回は控えめなんだな。
「龍斗くん、2番テーブルの注文お願ーい」
遠くから頼まれる声がした。
「はい。わかりました」
そうだ、今はバイト中だった。
コイツにかまってる暇はない!
「じゃぁな!」
「ちょっー...」
行くなよ!と言う顔をしてるヤグを無視し、俺は仕事を再開した。
まぁー...少しは
安くしてやるか☆