*はつこい*

「ヤグさん、何言ってるの!?///」

カレンもビックリしている。


「食べさせて♪ダメかな?カレンさん」


うわっ!来た!!
ヤグの口説き!!!



「・・・・・・///」


カレンは動揺しているようだ。


「あー☆」


ヤグはカレンの隣で口を開けて待っている。




俺の隣にいる中川は
それを顔を赤くして
マジマジと見ていた。


面白い奴だな(笑)




するとカレンの手が動き出した。



もももしかして、ラブラブなカップルがよくやる【あーん☆】をするのか!?



と、思ったが・・・





カレンは自分の皿にあるホットケーキを半分に切って、


「あー☆」をしているヤグの目の前にある皿にチョンと置いた。






「ぷっ」


ヤベ。笑っちまった(笑)




口を尖らせてヤグが

「カレンさん、【あーん♪】ゎ?」

と言うと


「じ、自分で食べてッ!///」



そう言いながら、ホットケーキを食べはじめた。


「チェ~」



口を尖らせたまま拗ねている。


俺が女なら、あいつの口に
爆弾を入れるだろうな。



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