エイレネ
「あ、私はアテ南区中部隊C班のミズキナツミ。ミズキは飲み水の水に樹海の樹、ナツミは季節の夏に実るって書くの。貴方が移動した子ね?よろしく」

にこっと笑うと、ロウはお辞儀をした。
そして受付へまた向かうと

「すみません合流できました。ありがとうございます」

といった。
私も会釈をする。

「とりあえず向こういこうか?」

私はロウに声をかけ、傭兵所備え付けのベンチにむかった。
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