ブルー・スカイ
告白
――それから一週間が経った。
「今日もあっくんのとこ行こー?」
「そうだねぇー」
「今日はどこにいるかな?」
「聞いてくるね!」
ほとんど毎日遊んでいる状態で、私もすっかり慣れた。
唯一健くんが私達と同じクラスで、あっくんと智樹くん、裕也くんはみんな1組。
あとは遊ぶ時だけ来る、グループには入っていない男の子達。
健くんはみんなに優しくて、いつも私達と一緒に行動している。
「ね、次何?」
「数学じゃない?」
「マジかぁ、しんどいなぁ」
「健は寝てるでしょ」