ブルー・スカイ
「お!?おかしくねーぞ??」
「おかしいわよ。アンタ、奈々になんかしたの?」

菜瑠は鋭い目つきで健くんを睨む。

「なっ、菜瑠!私は平気だよ?ちょっとぼーっとしてただけ!ね?健くん!」

あっ、なんで健くんに話をふっちゃったんだろう?
えっと……あー!もう気まずい!!

「そ、そうだよ!!奈々ちゃんは普通だ!」

健くんも私に話を合わせてくれる。
菜瑠はホントに~?と言いながら私と健くんを交互に睨む。
その時、

「おっはよん♪」
「オハヨ」

比奈と葵が教室に入ってきた。
< 33 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop