あんたに夢中!
「俺は、冴子さんのことが好きですよ?」
だから何ですか!?
「冴子さんは、俺のどこが嫌いなんですか?」
そう聞かれた瞬間、私はふと思った。
そう言えば、何で?
私は心当たりのある方から、彼の嫌いなところを並べる。
「年下で、断ってもしつこくて、何度も言ってもあきらめてくれなくて…。
一言で言うなら、ウザい。
しつこいからどっか言って。
対象外だから関わりたくない」
自分でもひどいことを言ってるのは、わかってる。
けどそれくらい言わなきゃ、彼は離れてくれないような気がした。
「だから、嫌い」
そう言ったのと同時に、彼の腕が私から離れた。
だから何ですか!?
「冴子さんは、俺のどこが嫌いなんですか?」
そう聞かれた瞬間、私はふと思った。
そう言えば、何で?
私は心当たりのある方から、彼の嫌いなところを並べる。
「年下で、断ってもしつこくて、何度も言ってもあきらめてくれなくて…。
一言で言うなら、ウザい。
しつこいからどっか言って。
対象外だから関わりたくない」
自分でもひどいことを言ってるのは、わかってる。
けどそれくらい言わなきゃ、彼は離れてくれないような気がした。
「だから、嫌い」
そう言ったのと同時に、彼の腕が私から離れた。