あんたに夢中!
LOVE3.5*三浦Side*
――嫌い、か…。
屋上につくと、俺は息を吐いた。
何となく、わかっていた答えだった。
わかっていても近づいたり、あきらめなかったのは、冴子さんを自分のものにしたかったからだ。
「もの、ってほどでもないか…」
結局は、ダメだった。
好きになってくれなかった。
強引に演じて見ても、冴子さんは振り向いてくれなかった。
「バカか、俺は」
入社する前から、ずっと片思いをしていた。
ずっと、冴子さんを思っていた。
なのに、
「最低だな」
冴子さんを傷つけてしまった。
冴子さんに嫌われてしまった。
屋上につくと、俺は息を吐いた。
何となく、わかっていた答えだった。
わかっていても近づいたり、あきらめなかったのは、冴子さんを自分のものにしたかったからだ。
「もの、ってほどでもないか…」
結局は、ダメだった。
好きになってくれなかった。
強引に演じて見ても、冴子さんは振り向いてくれなかった。
「バカか、俺は」
入社する前から、ずっと片思いをしていた。
ずっと、冴子さんを思っていた。
なのに、
「最低だな」
冴子さんを傷つけてしまった。
冴子さんに嫌われてしまった。