みどりの髪の王子さま
「王子さま、王子さま」

どこからか聞こえる、おばあさんの声につられて、王子さまは歩いていってしまいます。

すると
おばあさんは呪文を唱え、王子さまの髪を緑色にしてしまったのです。


しかし
自分では見えない王子さまは、何がなんだかさっぱり分かりません。

「何の呪文ですか?」

王子さまが聞いても、おばあさんは何でもないというように話し始めて、帰ってしまいました。
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