ご主人様は吸血鬼!?
コンコンと扉の音がした



扉を開けたのはロイさんだった



「リオ様、学校に遅れてしまいます。お急ぎください」


ロイさんにそう言われ、王子は素早く制服に着替えた



(学校かぁ・・・あたしやめちゃったからなぁ・・・みんなどうしてるんだろぉ)



あたしが、そんなことを思っていると、王子に腕を引っ張られ車に乗せられた



「あの・・・ご主人様・・・なんであたしもなんですか」

「あ?なんでって、お前は俺の専用メイドだからに決まってんだろ」

「決まってるんだ・・・」


あたしは、少しだけ、ワクワクしていた

< 16 / 72 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop