ご主人様は吸血鬼!?
1時間くらい探したがやっぱり王子はいなかった




「はぁ・・・どうしよう」



あたしが困っていると、声をかけられた


「ねぇ、君迷子?」


そこにいたのは銀色の髪、透きとおった肌、そして赤い瞳の男だった


(なんかこの人ご主人様に似てるな)


「はい・・・迷子です」


あたしは、すこし恥ずかしくなった


「君、かわいいね」


あたしは、急にそんなことを言われて、ドキッとした


「なんか、血吸いたくなちゃった」


その男の人は、あたしに迫ってきた



「あ・・・あの、なにするつもりですか?」


あたしは、後ずさりしながら聞いた



「え~君の血吸いたくなっちゃって」



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