ご主人様は吸血鬼!?


「好きなのに・・・好きなのに付き合って何が悪い!!!!」



王子は必死だった





「で・・・でも・・・」




「俺は・・・俺はお前が好きなだけだ! お前も俺が好きなんだろ?」



「は・・・はい・・・・・・」



「だったら・・・だったらそれでいいだろ! もしこのことで・・・お前に何かあったら・・・俺が守ってやるから・・・お願いだから・・・」





王子の声は弱々しくなっていった







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