夢の続き。~君は空を愛してる。 次世代編~
「優衣。」

「だってそうじゃない。
いつだって“僕は大丈夫”で済ませて、
ちっとも甘えてくれないんだもの。
友達なんだから、恋人なんだから、
もう少し頼れば良いのに。」

「…そうだね。言う通りだ。」

祐輔の父親はそう言って、
優衣の頭を撫でた。
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