夢の続き。~君は空を愛してる。 次世代編~
その時だ。

玄関チャイムがなった。

優衣は出たくなかったが、
父親にこの事を知られるのも嫌だった。

重い体を何とか起こし、玄関へ向かう。

ドアを開けると、
祐輔を背負った翔真が居た。

「馬鹿。」

「翔真…。」

「…お前の部屋、借りるぞ。」

翔真はスタスタと階段を
上がっていってしまった。

慌てて優衣は追いかけた。
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