ミルクティー
「…ごめん、悠里。
皆も…。
私だって、言いたい。
言ったら楽になれるかもしれない。
だけどそれは許されないの。」

「言わないことで、
陽鞠が友達無くす事になっても!?」

「…ちょっと、悠里!!
言い過ぎだよ。」

「だってそうでしょ!?
友達に隠し事するような人なんて、
友達じゃないよ!!」

悠里はそう言って、走って行ってしまった。

残されたメンバーは
呆然とその場に突っ立っていた。
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