ミルクティー
優之介が陽鞠を呼びに
中へ入って数分した頃。

陽鞠が優之介と共に出てきた。

「…ごめんなさい。悠里。」

「陽鞠…。」

「ほら、陽鞠は謝ったぜ。
悠里、お前も謝れ。」

「…ごめんなさい、陽鞠。
でももう隠し事はしないでほしいの。」

「…解った、話す。
皆も、上がって。」

陽鞠はぎこちなく微笑むと、
中へ皆を招き入れた。
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