ミルクティー
「皆、元気でね。」

「メール、するから。」

「いつでも連絡してこい。」

「また遊ぼう。」

皆が口々に別れの言葉を言う中、
柚琉は1人俯いて
黙ったままだった。

やっぱり、悲しい。

皆が気を利かせて、
2人きりにしてくれた。
< 132 / 141 >

この作品をシェア

pagetop