ミルクティー
すると、優之介が言った。

「でも、いつまでも逃げてたって
しょうがねぇんじゃねぇの?」

「優之介…。」

「生きてりゃ嫌な事なんて
腐るほどあるし、
それでも生きたいんだったら
逃げずに闘うしかねぇんだ。」

優之介の言葉に、誰もが黙ったまま
何も言えなかった。
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